復興、そして復幸へ

押しつぶされた家屋、絶望と当惑に満ちた顔また顔・・・・・・。
震災後、ボランティアで相馬市に入った私たちは、言語に絶する自然の猛威を目の当たりにしました。以来、復興を支援するため各地で法要とチャリティー公演を続けています。みほとけへの祈りは必ず力になる、そう信じながら。
震災から4年目の平成27年3月11日、私たちは東京国際フォーラムを祈りの場に変えます。被災地の誰もが復(また)幸(しあわ)せを取り戻せるように。
あなたの祈りの力をお貸しください。

虚空に架かる経典

大般若転読(だいはんにゃてんどく)は、人々の祈りをみほとけに届ける法要です。
古来、国の平安を願って盛んに行われてきました。600巻からなる『大般若経』を多くの僧侶が宙に経典を広げながら、一斉に経題を唱えるさまは圧巻です。
この日、被災地復興の祈りを込めて、青年僧が声高らかに転読します。

さまざまなアーティストの共演

公演の趣旨に賛同した世界的サックス奏者の渡辺貞夫さんがピアノとのセッションを行います。
太鼓奏者の林英哲さん及び「英哲風雲の会」のメンバーが、青年僧侶と共演します。
仏教音楽・声明と管楽器の共演もあります。

渡辺貞男 [サックス]
わたなべ さだお
18歳で上京後、秋吉敏子のコージー・カルテットをはじめ数々のバンドに参加。バークリー音楽大学への留学等を経て、日本を代表するトップミュージシャンとして、ジャズの枠に留まらない独自のスタイルで世界を舞台に活躍。81歳を迎えた今日も、精力的に演奏活動を行う生涯現役プレイヤーのその姿は、世界中の老若男女に勇気と感動を与えている。
林英哲 [太鼓奏者]
はやし えいてつ
84年初の和太鼓独奏者としてカーネギー・ホールにデビュー。日本の伝統 にはない大太鼓ソロ奏法の創造など、和太鼓を日本そして世界に知らしめた第一人者。
97年芸術選奨文部大臣賞受賞、 洗足学園音楽大学客員教授
英哲風雲の会
えいてつふううんのかい
林英哲コンサートのアンサンブルメンバーとして活動する他、独自の演奏活動も行う次世代を担う俊英たち。

チャリティー活動

チケット代から必要経費を除いた分を義援金として、岩手・宮城・福島の3県へ送ります。
上記3県の物産販売があります。食品、加工品等の販売を行います。物産購入は来場者が行える被災地の支援になります。

チケットについて

日時:
2015年3月11日水曜日 開場18:00 開演19:00
会場:
東京国際フォーラム ホールA
チケット代:
全席指定 S席10,000円 A席8,000円

本公演のチケット売上より必要経費を差し引いた金額を
東北三県への義援金とさせていただきます。

チケットに関するお問い合わせ
楽インターナショナル
03-6427-3239
平日11時〜17時

アクセス

東京国際フォーラム ホールA
有楽町駅より徒歩1分
東京駅より徒歩5分
(京葉線東京駅とB1F地下コンコースにて連絡)

住所:東京都千代田区丸の内3丁目5番1号