ご挨拶 参加申込 日程

 謹啓 時下、豊山仏青会員各位におかれましては益々ご清栄の段、慶賀に存じ上げます。  平素、豊山仏青の活動にお力添えを頂き、厚く御礼申し上げます。  今回で39回目を迎える豊山仏青全国結集は当初、栃木1号仏青及び栃木2号仏青が受入先となり、宇都宮を主会場に1泊2日の日程で開催する予定でありました。しかしながら、3月11日に東日本大震災が発生し、被害状況が刻々と明らかになるにつれ、結集についても震災を無視して立案することは出来ないという考えに至りました。そこで、当初の計画を一旦白紙に戻し、震災に対する豊山仏青の今後の活動に少しでも有益な内容に変更する方向で関係者と協議を重ねました。その結果、会場を宇都宮から東京に変更し、開催日も1日のみに短縮することで最終決定致しました。また、それと併せて栃木1号仏青と栃木2号仏青、更には豊山仏青執行部が合同で結集運営に取り組むことで一致し、3団体による「栃木県仏教青年会 全国結集実行委員会」が組織化されました。  今回の結集では、「いのちを見つめ直す」というテーマのもと、東日本大震災を踏まえ、青年僧侶がこの未曾有の被害に対して、どのように向き合い行動を起こすべきか、問題意識が喚起されるような内容を企画しました。講演では、大和証券(株)の石田佳宏氏、財団法人 メンタルケア協会の精神対話士・輿石邦彦氏のお二人に、震災に対する寺院の今後のあり方や被災者をはじめとする他者との対話の中で求められる心構えなどについてお話し頂きます。  また、護国寺観音堂を会場とする「震災追悼・復興祈願法要」では、護国寺貫主 岡本栄司大僧正台下を大導師に仰ぎ、豊山仏青会員の「祈り」の力によって、慰霊供養と復興祈願を執り行いたく考えております。  本来ならば、栃木の文化や自然に触れて頂く機会を提供致したく切望しておりましたが、企画変更を余儀なくされた経緯をご諒承頂ければ幸甚に存じます。会員の皆様には、やや変則的な結集となりましたが、万障お繰り合わせの上、何卒ご参加頂きますようお願い申し上げます。実行委員会一同、本結集が皆様の今後の諸活動に少しでも寄与出来ることを祈念申し上げ、ご挨拶とさせて頂きます。 合掌 第39回豊山仏青全国結集 栃木県仏教青年会 全国結集実行委員会 実行委員長 田戸 大智 実行委員会一同

 

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